全6作品
育児の闇を描く
鬱漫画まとめ
※ネタバレ有※
ネタバレが嫌な方へ…♡
ネタバレ無しバージョン↓
育児系の鬱漫画です。
面白かったものを、完結作漫画の中から
数点紹介します。
どれも涙なしでは読めません(+_+)
「楽天KOBO」・「kindle」からは、全ての作品が無料試し読みができます♪
闇度ライトな内容の順番に↓
37.5℃の涙*椎名チカ*全20巻
病児保育士が主人公で、病児保育の現場が舞台です。
こどもが保育園に行けるボーダーライン37.5℃が題名の由来になっています。
仕事・育児・家事の両立に加えて、子供が病気になった時の大変さにスポットをあてています。
様々な事情を持つ親たちが登場してきます。主人公の生い立ちも暗いです。
コウノドリ*鈴ノ木ユウ*全32巻
施設出身で、ジャズピアニストで、産婦人科医でもある鴻鳥サクラが主人公です。(多才すぎる…)彼が働く、「聖ペルソナ医療センター」にやってくる妊婦を中心にストーリーが展開します。妊婦と赤ちゃんの病気・家庭の事情などが描かれており、ひとつのテーマごとに完結する構成です。特に序盤は、死や貧困など、重い題材が続いていますが、終始明るい回もあったりして、全体的に読みやすいです。
聖ペルソナ医療センター(NICUもある大きな病院です。)のほかに、離島での医療・災害時の医療なども描かれていました。主人公の鴻鳥サクラは、生まれてすぐに自分の母親を子宮頸がんで亡くし、児童養護施設に入ることとなりました。その辺のお話もみどころになっています。
作者の普段の生活を描いたおまけ漫画も面白いです。
なんだかんだで、私の一番おススメは、「コウノドリ」。どこから読んでも話がわかります。
凍りついた瞳:子どもの虐待ドキュメンタリー*ささやななえ*シリーズ全3巻
幼児虐待のドキュメンタリー漫画です。何人もの被虐待児が登場します。全て衝撃的な内容で、実話ですので、購入の際は気分が悪くなる方もいらっしゃると思いますので、注意してください。
虐待などの強いストレスを受けた子供は心を閉ざして表情を無くしてしまうのだが、それが「凍りついた瞳」と呼ばれ、題名にもなっています。
「凍りついた瞳」・「凍りついた瞳(続)」は、虐待当時を題材とし、「新凍りついた瞳」は、被虐待児は、生き残ったのち、どういう人生を辿るのか?をテーマにしています。
※凍りついた瞳は電子書籍が見当たりませんでした。
子どもたち!~今そこにある暴力~*曽根富美子*全3巻(単行本版全3巻)
こちらは、虐待を受けた子どもたちが預けられる児童養護施設が舞台です。取材を元に構成された実話ですので、こちらも衝撃的な内容です。購入の際は気分が悪くなる方もいらっしゃると思いますので、注意してください。
その他箸休めに
内容がとてもリアルに描かれている割に
とにかく明るい漫画をひとつ紹介します。
斉藤さん*小田ゆうあ*全14巻
破天荒な母親が主人公で、誰もが気になっていても言えないことを、どんな相手に対してもバンバン物申していきます。どんなことにも真っ向勝負、負けるなという勧善懲悪がテーマのストーリーです。息子の幼稚園~小学生までの成長を描いています。先生や地域との付き合い、子供の友達問題、ママ友問題、2人目妊娠など誰もが共感できるテーマが多く、スッキリしながらも、何度も泣けます。
斉藤さんもっと!*小田ゆうあ*全4巻
こちらは続編で息子の中学生編です。子供の不登校や、LINEを通した友達づきあい、受験、ママ友問題などさらに複雑化してくる難しい思春期がテーマです。こちらも泣けます。
気になったものがあれば、電子書籍から試し読みだけでもしてみてください♪
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